2014年9月7日日曜日

windows環境でKiCadのpcbnewのps出力をトナー転写用のPDF原稿に直す。



以下の3つをインストル




  • sed


http://ac206223.ppp.asahi-net.or.jp/adiary/memo/adiary.cgi/hirosugu/GNU%20sed%20%E3%82%92Windows%E3%81%A7%E4%BD%BF%E3%81%86




  • gohostscript 64bit

  • inkspace


sedとghostscriptにPATHを通しておく。





PSファイルを作る




  • プロットメニューで線幅の設定を最小にする。(0を指定すると勝手に最小幅に修正される)

  • プロットメニューで反転描写にする。

  • ファイル⇒ページ設定をA4などの小さな紙に設定しておかないと、基板がはみ出て真っ白なPDFになるので注意。


psの追加工


kiCadは塗りつぶし領域の外側に線を引くんですが、最小幅にしておいてもプリンタ側でプリンタ内部の1pixに広げられてしまうので、モニタで確認したサイズよりも1ピクセル線が太くなって、印刷がつぶれてしまいます。


以下のバッチファイルを通してファイルを修正します。



sed -E "s/grestore stroke/grestore/" < %1 > %1_conv.ps



(バッチファイルに↑の一行をかいて、ドラッグ&ドロップすればOK、_conv.psが追加されたファイルが加工後のファイルです)


Inkspaceでの加工


加工後の_conv.psファイルをinkspaceにドラッグ&ドロップすれば読めるはずです。読めないときはghostscriptにちゃんとPATHが通っているか確認してください。


加工後は、PDF形式で保存してから印刷acrobat readerで印刷して下さい。