http://netplus.nikkei.co.jp/ssbiz/techno/tec090827.html
あたかも酸水素という新しい物質ができたみたいな話してるけど。。。
製品のページは↓
http://www.ktpc.or.jp/kp/101600/product-16.html
その中で扱われている特許が↓
http://www.wipo.int/pctdb/images1/PATENTSCOPE/26/3d/cd/003dcd.pdf
基本的には酸素と水素を効率的に作っていますという特許なんだけど。トンデモ臭いのは38ページの最後のほう。
分子上の水素と酸素よりなる混合ガスが爆発の危険があるに対して、本発明により得られた水素と酸素よりなる混合ガスは、それが分子状ではないためか爆発の危険性が全くないことは全く驚くべきことである。
さて、ふりかえって、水素バーナーなニコニコ技術部員のページをみてみよう。
http://plaza.rakuten.co.jp/jetbymasa/diary/200903220000/
水素の割合が64%以下に成らなければ、爆発はしません。逆に「爆縮」と言う現象を起こします。(爆縮とは、爆発とは逆に、エネルギーが内側へ向かう現象)
確かに爆発は起きません。普通の分子の酸素と水素でも。オオマサガスのページをみるとエマルジョン状態でもちゃんと燃焼するらしいので、爆発は否定しても、燃焼は否定していないようですね。ちなみに不純物があるとそいつが加熱膨張して、やっぱり爆発って事があるのでまねしちゃだめよ。
オオマサガスのおっちゃんが原子だと思っている根拠は、電解層で大きな泡が観察からだと言ってますが。ちょっ、おまっ、視力いくつあるんだよっていうレベルの観察ですし。まぁ仮にそうだとしても水から出てきてガスになってればすぐに分子に落ち着くでしょう。
で、冒頭で海洋大学の先生がエンジンの試験やってるけど、、、普通に後ろに酸素ボンベあるし・・・単にこの記事のオオマサガスとは関係なく酸素と水素で潜水艦用エンジンつくっているって話なんじゃないのかなぁ??全然別の話っぽいぞ。
第一この先生ロボットの研究者っぽいし。
後の方の東工大の先生は何に興味もって興味深いっていったかよくわからないなぁ。。
ちなみにオオマサガスがガスの名前のように見える記事だけどオオマサガスという「ガス発生装置」の名前なのねWeb見ると。これがまた余計にややこしい(w
とまぁ、すっごいおっちょこちょいなな記者か、単なる株価誘導だろうねぇ。調べる時間返せ!(w
類似のことに言及してるのをみつけたので:
http://k-ichi.blogspot.com/2009/05/blog-post_24.html
どうも、初めまして。
返信削除日本の知人から「オオマサガス」の紹介を受け、最初は大変びっくりした。そんな素晴らしいものをゼヒ!国・地域限定製造販売権を40億円で買える具体的な価格提示も受け、さっそく政府担当者に連絡。さすがプロの目が鋭く、実験室レベルならただの科学マジックだ、日本で市場化展開できたら金は問題ではないと。貴ブログを拝読し、この技術を疑っているのは外国人だけではないことはとても勉強になった。有難う。