2012年11月6日火曜日

FreeBSD 9.0-p4ってまともにうごかなくね?



というのも kernelが新しくなるものの、カーネルモジュールが新しくならないため、バージョンのチェックが厳しいgeom_mirrorをロードできなくなる。


bootプロンプトで load kernel.old としてにげておいて、ソースからカーネルモジュールビルドすればいいんだけど、なんだかなぁ。





と悩んでたんだけど、よーく考えると一度カーネルをいじった気もする・・・。


改変があったファイルはアップデートされないんだっけ?ユーザランドはfreebsd-update でやりつつわりとリビルドする機会が多いカーネルはソースからというので落ち着きそう。





2012年10月28日日曜日

ピンボケ画像とか、顔画像を探すテスト



デジカメの写真を整理するのが、わりと面倒くさい。


日付はわかるとして、、、とりあえずの前処理として顔画像とピンボケ画像がわかれば整理に役立つのでは?ということで書いてみた。


http://syunei.dip.jp/~akira/photoprofile.tar.gz


まだ、実作業につかってないので、これから使ううちにどんどん変わるとは思うけれども、こういうコンセプトどうよ?という提案がてらソースを晒してみる。




  • 必要なライブラリ :OpenCV 2.3

  • 実行環境: FreeBSD (mainを_tmainに書き換える程度でwindows[VC]でもいけるはず)

  • 使い方(例): find /photo -name "*.JPG" -exec ./photoprofile "{}" ";"

  • 出力結果の利用:tes.rb 参照

  • とれるデータ


    • name: ファイル名

    • edgeRate:ピンボケ度合い(約0.3以下はピンボケ)

    • nofFace: 顔の数

    • haveBigFace: 画面の1/4 サイズ以上の顔があるか







ピンボケ判定アルゴリズムは割と手抜きです。


柔らかいものを撮影したものと、ピンボケの区別がついてないです。





2012年9月6日木曜日

ユビキタスとスマフォの関係をアニメ・SFで整理してみた。



まず、IT系の人が目指す世界の一つが攻殻機動隊である事には異論は無いと思う。



それは人があらゆる情報に障壁なくアクセスできる世界。



「情報に障壁無くアクセスできるっていうのは通信及び付随するコンピュータ技術に携わる人にとっては根源的な欲求なのだ」と解釈すると最近の通信・コンピュータ環境が割と簡単に整理できます。


ちなみに科学も同じですね。科学は論理的に正しくてはいけないという哲学の上に再現性があって、シンプルなもの(理論)が美しくて、嬉しい」という根源的欲求を足したものと解釈できますね。





さて、人間が情報にアクセスするシーンといって私が思いつくのは攻殻機動隊とスタートレックです。攻殻機動隊の世界では人々は電脳化とよばれる技術で、人間自身にコンピュータと通信機器をつめこんじゃっています。人間の能力を強化する方向ですね。


一方宇宙SFドラマの代表であるスタートレックでは人間は生身のままです(一応バッチのようなものを持ってはいますが)。基本的には艦内どこでもコンピュータと音声対話によって情報にアクセスできています。


ここまで説明すると、世界の全ての場所で全ての情報にアクセスする必要があると勘違いされがちなのですが、実は違います。必要な情報に必要な時にアクセスできる事が重要なのです。


例えば、ジュースの自動販売機の場合知りたい情報はほぼすべて自販機本体に書いてあります。では必要な情報が無いものは何でしょう?例えば切符の自販機。通勤では問題にならないですが。遠距離旅行に行く時は切符の自販機で得られる情報では情報不足です。なのでみどりの窓口に頼る事になります。そのみどりの窓口も、終電気にしながら飲んでいる吞み屋にはありません。



必要なのは、必要な「場所・時」において必要な「情報」に障壁なくアクセスできる事。



さて話をアニメ・SFに戻しましょう。


攻殻機動隊の電脳って今で言えばなんでしょう?電脳化手術は難しいですが、眼鏡ならなんとかできそうですね。そうgoogleグラスとか出てますし。アニメ作品で言えば電脳コイルの世界。眼鏡を掛けることで情報にアクセスできる。その電脳コイルに今一番近い存在はスマフォですね。異論はあり得ますが、スマフォは身につける事によって人間の情報アクセス能力を高める装置だと言えます。その意味で電脳コイルですよね。ちなみに、スマフォも電脳化(もどき)も両方使っちゃうのがLainですね、格好いいですよね。


そう考えると発想は広がります。Lainだって、エヴァのパイロットだって、宇宙戦艦ナデシコのパイロットだって、多少不細工でもよければスマフォでその世界つくれるんじゃないかって?


さぁ。みんなも片手で折り鶴を折れるぐらいスマフォをタップして、ピンチする練習をしよう!


一方、スタートレックの現実世界での進展はわりと地味です。人間が生身のままで周りの物が人間の代わりに情報にアクセスするという発想はIT用語だとユビキタスというのですが、なぜかTRON?と返されてしまします。TRONの事は置いといて。自動ドアがドンドン進化した物がユビキタスだと思えばいいでしょう。最近の公共施設の照明は周りに人がいないと消灯しますよね。わりとインテリに入り口付近に人がきたらその行き先を順次照らしていく賢い子もいます。ほかにも最近の自販機は顔年齢推定してお勧め商品を広告したりもします。わりとエンドユーザから見ると自然なんです。自然体のままで過ごしてても裏では情報のやりとりを頑張っている。それがユビキタスです。ただ、玄関先で傘立てが「いってらっしゃい!今日は雨降りそうやから傘もっていきや~」と言ってくれるのに幾らお金をだすのか?という問題が現状大きなネックなのかな?という気はします。ユビキタス派の妥協策としてペットロボットは有りかも知れないですね。



スマフォ:人間の情報アクセス能力を高める装具。目指せ電脳コイル


ユビキタス:人間は自然体のまま、周りの物が必要な情報を持ってきてくれる。目指せスタートレック



じゃぁユビキタスとスマフォは思いとして相容れないのか?いあいあ、そんな事は無くて普通に両方便利なように使います。何故ならどちらも「必要な時・場所において必要な情報にアクセスする手段」にすぎないから。単にアプローチを人間側を変えるのか、周りにある物を変えるのかの二つにわけて考えただけです。


例えばお財布ケータイ。必要な情報は金銭に関する情報ではあるのですが、より本質的には店員が商品を渡して良いかの情報ですね。商品が有るところにお財布ケータイをピッってする装置はあって、裏では金銭情報をがんばって処理してくれています。店員もお客さんもピッという合図を聞けば難しい事考えずに取引成立した事が分かります。そういう意味では、商品を持ってレジを通れば取引の可否はレジが教えてくれるユビキタスな世界。でも技術的に口座認証を顔パスでとは行きません。なので口座情報を持っている携帯を身につける事で、自分がお財布ケータイの口座を持っているという情報を受け渡しています。色々妥協してる点はありますが、ちょと目をつむれば電子的に本人確認をする力を持っていると言えます。



人間の能力拡張であっても、物が人間に気を遣って情報を使ってくれるのも手段に過ぎない。


目的は最終的には必要な場所・所において必要な情報にアクセスできる事。



んじゃこの先どうなるのか?


私達がSF・アニメで夢見た世界は幸か不幸かまだ実現半ばです。これからも新しい技術は作られていくでしょう。がんばって俺ら未来に生きてるぜ!をやりましょう。 この先技術的には無線帯域とかも気にしなきゃね~とか書こうかとも思ったんですが・・・ぶっちゃけその程度の逆境、どんでん返しを目の当たりにしてるし、恥をかくだけなので書きません(笑。


未来はネットよりも広大です。





以上個人的な見解でした。ちゃんと文献しらべて書こうかと思ったけど、「まぁ、いいか」で昔読んだ記憶を頼りに書いてます。間違ってたらごめん。





おまけ:クラウド≒AIがとまらない



クラウドって色々騒がれているけれども、裏方技術なのでなんなんだろう?って感じしますよね。


IT系の開発・運営者がコンピュータを使う時、真に使いたいのはコンピュータ本体ではなくて、メール等のサービスだったり、プログラミング環境だったり、OSやネットワーク等のコンピュータシステムの環境だったります。


と考えると開発・運用者コンピュータ本体は欲しい物を得る手段であって目的でありません。そこで、コンピュータ業者は考えました(実際には特定の業者が考えたんじゃないけど)。それらのサービスの入り口だけを商品として定義して、それ以外はその時々で変わるよ!ってしたら無駄のない商品になるんじゃ?


例えば、メールサーバって暇だしA社専用にコンピュータを用意するんじゃなくて、A社B社兼用にできるし、A社のメール量が増えたらその時別にコンピュータを増設して移築すればいいじゃないか。


無駄のカットはコンピュータの集約だけに留まりません。A社のサーバは日本からのアクセスが多いから日本との通信が早い日本国内のサーバに移動しよう。B社はアメリカに移動しよう。C社は昼は日本・夜はアメリカで。といった運用も現実のものとなってきています。


これって何かに似てますよね?「AIがとまらない」って覚えてますか?(おっさん各位)


色んなコンピュータを渡り歩く、美少女。どこのコンピュータに移動しても基本的に同じように動いている(処理能力の影響は受ける)。あなたのサーバインスタンスもアイだと思えばちょっと愛着持てませんか?


持てませんか、そうですか・・・。





2012年7月31日火曜日

Arduino Da VinchをFreeBSDで使うには



デバイスドライバの追加インストールが必要。


portsからuardunoというドライバをインストールすればいいんだけど、


一ヶ所だけVID/PIDを追加する必要がある。


/usr/ports/comms/uarduno/files/ids.txtに


>>


// place your entries below this line


{ 0x1774, 0x8032 },



こんな感じで。


追加した後にmakeを実行。(先走ってmake しちゃったら make clean)


どの程度安定してるかはこれから調べる


追記 @8/1


FreeBSDでも刺さる時は刺さるんですが、普通にkillできるのでMacよりかなり快適です。


catでは刺さらないです。ddでは Ctrl-Cで止めたあともなぜかddが待ちんぼします。



OK:cat /dev/zero >/dev/cuaU0


NG:dd if=/dev/zero of=/dev/cuaU0



あと stty忘れないように注意



stty -f /dev/cuaU0.init raw



刺さる条件が何なのかはまぁ、暇な時にでも調べようかな。





2012年6月24日日曜日

Arduino Da VinchをMacで使うと固まるときは。。。(多分Leonardも)



Macから見えているUSBシリアルに一気にデータを送ると固まる。


デバイスファイル書き込みにflushをはさんでもだめ。


flushした上で、usleep等で処理する時間(タスクスイッチを誘発?)を作って上げないと、一気にきたデータで固まっちゃう。


どれぐらいのサイズで固まるとか詳細は調べてないけど、まぁ気をつけてって事で。





ちょー短いsleepを使って強制タスクスイッチっていうバッドノウハウは、知ってるかどうかって話だよねぇ。そういう意味では身近にArduino使ってる人の環境と、自分の環境を揃えとくってのが大切なのかも。割と多いぞ、どこのドキュメント見ればわかるんだ?って話。





2012年6月21日木曜日

メモ:MSE(Microsoft Security Essentials) の定義ファイルが更新できないときは



proxyの設定をnetshkコマンドやproxycfgコマンドで設定する方法はたくさんひっかかるのに、


それ以外の確認事項がなかなか見つからなかったので・・・。


http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/troubleshooting-update-issues


今回私が出会った事案はproxyの設定がなぜか蒸発してたのと、更新がおかしくなってたのでremovedefinitionを実行しなければいけなかったものでした。





あと、 IEを規定のブラウザにする・・・って項目はMSの気さくなジョークだと思う。





2012年6月18日月曜日

続: お手軽にchroot環境 on FreeBSD-9.0



以下の記事の補足なんだけれども、どーもFreeBSD9.0のsysinstallはまだbuggyっぽい。


http://d.hatena.ne.jp/akira_you/20110113/p2


なので、sysinstallを使わずにとりあえずのバイナリを入れる方法。


まず以下のサイトから必要なファイルをダウンロード



ftp://ftp.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/amd64/9.0-RELASE/


必要なファイル:


base.txz


kern.txz


lib32.txz


src.txz (ソースが必要名場合のみ)



以上のファイルをchroot先になる予定のディレクトリで「tar vxypf 当該ファイル」として解凍すれ良い。


後は同様にpasswd,master.passwd,pwd.db,spwd.db,group,resolve.conf等をコピーしてくれば必要なファイルは全部そろうはず。





2012年6月15日金曜日

GNUmakeとBSDmakeの両方でOSの判定をする。



今まで知らなかったのでメモ


以下の3行書いて、OSごとの設定を.mkファイルに書くのがとりあえず簡単。



OS!=uname -o


OS?=$(shell uname -o)


include $(OS).mk






2012年5月28日月曜日

2012-05-28




個人的な補足なので、間違ってたらごめんね。でも、だいぶあってるはず。






ニコ技な高校生・高専生向け:IVRCユース部門の細かい所



ちょっとユース部門のサイト(http://www.youtube.com/enicotech)だけだとわかりにくい所があるので、補足。


IVRCユース部門って?


高校生向けのVRコンテスト、といってもVRの意味するところは「VR学会のカバー範囲」って所。


狭義のVR(Virtual Reality)よりかなり広いです。ぶっちゃけ人間が操作し、感じる要素がある機械ならばなんでもOK。体感ゲーム系と見てもよいし、メディアアート系と見てもOK。


出展するメリットは?




  • 展示は楽しい: 大人数の一般人相手に展示できる機会はないです。(多分展示はみらい館)

  • みんなで作るのは楽しい: バックにお堅い団体がちゃんと付いているので学校を説得した上で、学内で色々やりやすいはずです。(学校依存)~


VR学会主催/文部科学省・経済産業省・フランス大使館科学技術部 後援




  • 色んな人と知り合いになれる: 出展者はもちろん、審査員やスタッフまでがそれぞれの業界で色々つくってる人達です。あの変態装置を作ったのはこの人か~。という人と仲良くなれます。


テーマについて


昔はユース部門だけじゃなく本大会でもテーマを設定してました。作品を作りやすくするためのヒントです。今回は「みまもりポット」だとか例示までされてますが、ぶっちゃけ例示は無視してOKなはずです。


ルールとしてはこちらの方ですね。



バーチャルリアリティの技術を活用して、工学的に、心がつながるアイデアを試作してみてください。



その後の「どういうメッセージでもOK~」という下りは制約ルールじゃなくて、自由な発想をしてねというお願いです。




  • どういうメッセージ :メッセージの内容も自由なら、表現手段(文章、音、視覚、時間、モノ)も自由

  • 誰:誰かを思うでもいいし、未来の自分へとかベタなのも有りなんでしょうねぇ。

  • 通信の経路:装置で直でもいいいし、最近はやりな感じのソーシャルなのもあるし。色々ありますわな。

  • 伝送する距離:見えない人とするものだけが通信じゃないです、すれ違い通信とか、Suica等もあるわけで。


ということでかなーり、広いです。ぶっちゃけ「 絆・心のつながり ~近未来の伝心技術~」の主役じゃなくて脇役でも良いんです。かなり広がりますよね。


作品への制限事項(変更の可能性高し)


ナカノヒト情報だと、まだ正確なサイズレギュレーションができてないっぽい。2時間で余裕で完全設営できるモノを想定してるらしいよ。と考えると、装置自体は持ってきて電源などを繋げば動いて、当日ちょっとした飾り付けをする程度かな。


ツールキットっという装置を貸してくれると書いてあるのは、以下のURLのを貸してくれるという事です。


http://intron.kz.tsukuba.ac.jp/HI/DAT.html


使っても使わなくてもOKですが、使用実績が有ると嬉しいなって所です。


制作メンバーの代表が高校生(高専3年以下)であれば、他のメンバーは自由なので「ニコ技チーム」を作る事も可能。ただ、あまり大人げない事やらないよーに。


展示について


今のところの暫定案だとお台場のみらい館で展示する事になりそう。


あの楽器大集合した例のあのイベントと合同って噂ですが、不確定情報で関係各所に迷惑かけると怒られるので、ここでは伏せときますね。(直接聴いて下さい)





2012年5月5日土曜日

鼻ホタル ハイセンシティブ改造



何人かに配布した鼻ホタルについて、ニコニコ超会議で使っていて温度が高いと感度不足で光り方が暗いという問題があったので対処をしました。


(ちなみに、マイコン版鼻ホタルは問題なく動いていたのでそちらを使うのも手かな~とおもいつつ)


以下の回路図で、Q1,Q2ともに2SC4166-Yを使っているんですが、Q2のほうを-GRに変更します。R2の抵抗を約5kに変更します。(私は10kの抵抗を2個重ねて半田付けしてます)これで感度があがると共に、無風時に点灯、息を吸うと消灯するようになります。これで電池切れなのか、鼻がつまってるか判断がつかないという事がなくなります。







  • 回路図


http://j.nicotech.jp/hanahotaru_cir




  • 必要部品


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02705/


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-06472/ or http://akizukidenshi.com/catalog/g/gR-06103/





2012年4月10日火曜日

鼻ホタルのソース



鼻ホタルのソースを公開します。


https://docs.google.com/open?id=0B2MvWvAFndBdMlJJOEVOUzdRbWltTTNuNDV4ZnlFZw




  • 鼻ホタルにはATTiny10を使ったマイコン搭載モデルと、トランジスタを使ったトランジスタモデルがあります。

  • 回路図・PCB図面はgEDAで編集しています。(PDFファイルも有り)

  • プログラムはAVRStudio5で編集しています。

  • 使い方はhanahotaru_manual_ja.pdfを参照してください。

  • バッテリ端子については改良手法があるのでこちらを参考にしてくださいhttp://www.youtube.com/watch?v=_ze1ZoqXn0U


またオリジナル(http://www.youtube.com/watch?v=6_vMlSlhVdo)はマイコン搭載モデルの空中配線でしたが、現在は基板に実装するようにしています。(ちょっと大きくなりますが、実装しやすいです)





ちなみに、基板はレーザプリンタ経由のトナー転写を使って作ってます。


なのでかなり余裕をもったデザインルールになってます。





2012年3月16日金曜日

FreeBSD 9.0RELASEで日本語manを使う



eucJPだと問題無いらしいですが、ja_JP.UTF-8だと日本語manが文字化けします。


その問題に対する、とりあえずのワークアラウンドはできたのでメモ。


まず日本語マニュアルを追加します。ここでインストールした以外の雑多なマニュアルも含めて日本語マニュアルは一般に/usr/shere/man/ja以下にEUC-JPでインストールされます。



pkg_add -r http://home.jp.freebsd.org/%7Ekogane/JMAN9/ja-man-doc-9.0.20120115.tbz


EUC-JPのマニュアルをコピーしてUTF-8に変更します。copy先のディレクトリ名をja_JP.UTF-8にする事で標準搭載のmanによって自動的に認識されるようになります。



cd /usr/share/man
cp -r ja ja_JP.UTF-8
find ja_JP.UTF-8 -name '*.gz' -exec gunzip '{}' ';'
find ja_JP.UTF-8 -name '*.[0-9]' -exec nkf -Ew --overwrite '{}' ';'
find ja_JP.UTF-8 -name '*.[0-9]' -exec gzip '{}' ';'
nkf -Ew --overwrite ja_JP.UTF-8/whatis


manで使われているgroffはバージョンが古く日本語に正常に対応できないっぽいので、portsから新しいバージョンのgroffを入れます。



cd /usr/ports/textproc/groff
make install


新しいgroffを使うように/usr/bin/manを書き換えちゃいます。


#ちなみにmanはFreeBSD9.0以降ではシェルスクリプトで実装されてます。


変更点はgroffを/usr/local/bin/groffに置き換えて gorffに-Tオプションを渡しているところに同様に-Dも渡すだけです。



333c333
< NROFF="$NROFF -T$nroff_dev"
---
> NROFF="$NROFF -D$nroff_dev -T$nroff_dev"
936c936
< NROFF='groff -S -P-h -Wall -mtty-char -man'
---
> NROFF='/usr/local/bin/groff -S -P-h -Wall -mtty-char -man'
940c940
< TROFF='groff -S -man'
---
> TROFF='/usr/local/bin/groff -S -man'


スクリプト系言語でシステムが記述されてると改造が楽でいいですねぇ。OSという性質上シェルスクリプトに限定されてしまうのが残念ですが、LuaをFreeBSDのOS標準搭載のシェルスクリプトとして採用しようだとかいう話も上がったりしたりしてるようですし。だんだん楽しくなっていきそうですね。





2012年3月6日火曜日

日本の数学は大丈夫なのか を読んで 



http://bakera.jp/ebi/topic/4726



難問です。知っていれば解けるし、知らなければ無理な問題でしょう。



と言われていますが、機械系の工学部だと図学の授業を受けるので簡単に解けます。(私の母校は学部1年でやった気がする)それ以外の学部は大変なのかもですね。





ただ、その正答例(http://mathsoc.jp/comm/kyoiku/chousa2011/answer.pdf)が気にくわないです。コンパスを入れる数が多すぎて、作図するうちにずれて美点減点を食らう可能性が高いです。平行線をターゲットとなる線分に平行に1本引く方がもっと作図の手間を省けます。


とりあえずの解法を考えてみました。だいぶ手間が減るはずです。(もっとエレガントな解があるかもしれません。)







  1. ターゲット線分(黒)に中心がある円を2つ書きます(ピンク)

  2. 二つの円(ピンク)の交点を通る縦線(青)引きます

  3. 縦線(青)とターゲットの線分の交点を通る円を描きます (ここまで円のサイズは全部一緒)

  4. 円の交点を通る横線(青)を描きます(これはターゲット(黒)に平行です)

  5. よく観察すると円の交点は横線(青)を3等分しています

  6. ターゲット線分(黒)と三等分された横線(青)の端っこを結ぶ直線を引きます(オレンジ 2本)

  7. オレンジ2本の交点から、横線(青)と円の交点にむかって直線(緑)をひきます

  8. オレンジと緑の直線はターゲット直線を3等分しています


ということで、だいぶ作図の手間が減りました。





ところでなぜ作図の手間に注目するのか?と言うと、図学での作図はプログラミングでの算法にたとえると、数値解法で式を解くときの手順の数に相当しします。その手順は多ければ多いほど計算速度も精度も通常は落ちてしまいます。なので、作図の手間は少ない方がエレガントなのです。


なにが言いたいかというと「問3」の正答例はださい、その事のほうが「日本の数学は大丈夫か?」と言いたくなるところだよねっと・・・・





2012年2月21日火曜日

工学系の就活生を見て思った事



先日リクルータやってきました。


学内セミナーなのにスーツ率高いよ!みんな真面目ですごいね~と思いながら会社案内してました。


ただ、一つ気になった事がありました。



みんな会社で即戦力にならなきゃって思い込みすぎ。



例えば会社で画像処理等の仕事をしたいという人がいても、良く聴いてみると、自分の専攻が画像処理なので画像処理の仕事以外は不安で・・・という人がいたりします。博士卒になるとさらに色濃くて、自分の研究・海外論文の発表実績や、「海外進出にはドクターの肩書きが重要」みたいな事で役立たなきゃと思いこんでる人もいます。


(念のため補足しておくと全員が不安なんじゃなくて「大概の事はできると思うから心配してない。どんな面白い仕事あんの?」って見事に達観した人もいます。)


心配になるのは分かるけれども、ちょっと冷静に考えてみましょう。私の勤め先はまだ終身雇用が色濃くのこる会社です。つまり35~40年近く働く事になります。35年という時間を考えたとき、2年or5年で身につけた技術そのものは重要じゃないのですよ。博士の方にはたしかに専門的な所を期待する場合も多い、でも10年後に会社の方針転換があってその事業から撤退したとしても貴方を雇い続けるのです。2年or5年で身につけた技術自体よりも、それらの技術を身につける事ができた、そのセンスを買ってると思ったほうがまだ的確です。


心配しなくても、みなさん卒論や修論で出来た事以上の事を仕事の中でできるポテンシャルを持ってると私は思います。会社もバカじゃないので、わざと無理な仕事をおしつけるって事は通常しません。会社は利益をだしたいのですから。学生の皆さんは目に見える成果だけじゃなく、その成果を出した自分の腕に自負をもってもいいと思いますよ。みなさんはそれぐらい優秀です。なので「不安だから」という理由で自分の専攻の仕事しかしませんと宣言する必要はないと思うのです。


もちろん本当にその専攻に入れ込んでいて、大好きで、その仕事をピンポイントでやりたいという人は別です。突き進んで楽しい世界を作って下さい。


ただ工学部で取れる博士は「哲学博士」である事からわかるように工学も哲学なんです。そう考えたとき修論・D論は多くの場合哲学を実践した結果の一つだと思いませんか?そして、その論文を書くために動員した工学者としてのセンスの源になってるものが貴方自身がもっている哲学だと思うんです。その哲学は一人が一つしか持っちゃけないなんてケチ臭い事はなくて、研究内容や自分の成長にあわせて変わってしまうものなのかもしれないですが。会社はどう思うかわかりませんが、一技術者としてその哲学は筋のよい技術を作るためにとっても大切だと思っています。


ちなみに個人的にもったいないなーと思ったのでココに書いただけで、勤め先の採用方針とは関係ないです。私はリクルータだけで面接の仕事はしてないので、そう思う現役技術者もいるんだな程度にお思い下さい。





2012年2月9日木曜日

鼻ホタルをNT京都(3/25)に展示します



2012/3/25に行われる自作系展示会 NT京都に鼻ホタル(http://www.youtube.com/watch?v=6_vMlSlhVdo)出します。


間に合えば新作も出す予定。


新作も似たような感じの笑いを取りに行く予定、現在基礎実験中。


鼻ホタルは気まぐれに5人位にプレゼントするかも。


あと、見学にもエントリーするようにお願いしています。


詳しくはまとめWiki(http://j.nicotech.jp/NTKyoto2012)みてくださいな。





あと、招待展示カンパってのも有ります。


ぶっちゃけて言うと展示して回るには金銭的にきつい展示を助けて下さいって制度です。


出展者はみんな自腹きって設営のために前日入りして展示してたりするんですね。そういった全員を助けるのは無理でも目の前で助けてって言ってる人を助けるのは難しくないですよね。


という制度なのでご協力お願いします。


 


招待作品は以下URL参照


http://j.nicotech.jp/NTKyoto2012_s





追記:頒布予定の鼻ホタルキットの取説



こんな感じのキットをくばるよって事で。


http://shimadzu.dip.jp/~akira/hanahotaru_manual_jaw.pdf





2012年2月6日月曜日

AFP(netatalk)にiMovieのプロジェクトを置く嘘みたいな本当の方法



sambaよりもAFPのほうが少なくともMacでは速いっていう理由で


でnetatalkでファイル共有をしているひとはちょこちょこいるとおもう。


(sambaも新しいバージョンだと速いらしいけど)


で、iMovieのプロジェクトやイベントをネットワーク上に置いておこうというのも自然なながれで、sambaの場合は旨くいくが、netatalkだと黄色い三角びっくりマークがでてiMovieのプロジェクト・イベントをnetatalk上におけないと諦めてる人もいると思う(昨日までの私)





で、前置きが長くなったけれども解決方法。




  1. iMovieプロジェクト・イベントをネットワーク(AFP)上のディスクにコピー

  2. USBメモリでもRAMディスクでもいいので、小さな領域を確保(私は常にramdiskをつくってるのでそこを利用)

  3. コマンドラインからln -sをつかって、RAMディスク上からネットワーク上のiMovieプロジェクトにシンボリックリンクをはる


ln-sをつかうときはファイル名が分かりにくいのでtab補完をりようして入力してください。



cd /Volumes/ramdisk


ln -s /Volumes/afp_na_nanika/iMovie\ Projects.~~


ln -s /Volumes/afp_na_nanika/iMovie\ Events.~~



あとは、iMovie上からはramdiskにアクセスするとafp_na_nanikaにあるイベント・プロジェクトを操作できます。








てか、なんだこの仕様。