去年も、新しい試みとして招待展示をやる意味(http://d.hatena.ne.jp/akira_you/20100323/)を書いているので、今年前日設営をやる意味を書いておこうと思う。
なんだかんだで、私がお世話係をやるニコ技勉強会もこれで4回目になる。
今年は初めて前日設営日を設定する事にした。
最初のニコ技高槻ミーティングの時は展示する人≒観る人であり、ちょっと巨大なOFF会のような雰囲気で行われた。しかし、年々知名度が上がるにつれて観る人が増えてきており、展示者50人対して観る人が200人となっている。
みんなが、モノを作りネタにするニコ技を楽しんでくれるのは嬉しい事なのだが、これでは展示が主になって作る人同士の交流が難しいねという話なってきた。
特に象徴的なのがBBQで、2009年のBBQでは展示側の人も全員ではないにしろ、展示の手をとめ外にでてBBQを楽しめた。(遅くに着た人は、ネギドッグしか食べるものがなかったりしたけど)
2010年は見に来る人が多くて、展示者はタイミングのがしてBBQを食べる事ができなかったり、BBQをやるというよりも、焼く人と食べる人がわかれてしまって、屋台かよ!っていう状態になっていた。
BBQに関しては、担当の社長が今年はドラム缶コンロをその場で作って、でかい火を用意して、焼きたいモノを持ってきた人が自分で焼けるようにする!と心強い事を言ってくれているので改善されるとは思うんだけど、観る人が多いと展示に徹してしまいがちという問題は以前のこったままになる。
内覧時間を設けるというアイディアも有るにはあったんだが、たかだか1時間程度でゆったり交流ができるかというとなかなか厳しい所もあるし、多分内覧時間なんて設定しても、外が寒い3月だと心情的に効果的な入場制限できるとは思えない。
なので、今回は前日に設営日を設定した。設営といってもニコ技の展示のばあい殆どの展示は90分もあればできる。(去年は一部前日に泊まり込み作業してた人がいたけど)残りの時間を自由に内覧すれば良いと思っている。やっぱり、何かモノを作っている人同士の話というのは非常におもしろいもので、いろんなノウハウを知る良い機会にもなる。そういう時間はゆっくり有った方がより深い話ができるし楽しいんじゃないかと思う。ちなみに、オフィシャルには24時に前日設営時間終了だけど、私がその時間には寝たいぐらいの意味しかないので、当日の雰囲気次第で・・・
ということで去年に引き続き、観る人だけでなく展示する人も幸せになる事を目指してやっていきたいと思います。なんだかんだいって、言っている私本人が展示する人だし、自分の欲を達成できるNTなら、ある程度みんなも幸せになるはずと信じて。
細かいネタ:NT京都のTは高槻のT?
今、ニコ技勉強会と呼ばれていたものは「NT」と呼ばれる。
初めてニコ技有志で集まろうという話が出たのは、MTM(Make Tokyo Meeting)01。その時は不在通知P、尻P、撮影出来ますP,akira_youだけでの参加だったが、初めての経験で非常に楽しかった。
そんなに楽しいなら、いっその事MTMにちんまり参加するんじゃなくて、ニコ技として集まってみようと思って行ったのが、ニコニコ技術部勉強会@高槻。当時はIT系で勉強会ブームだったのでニコ技も「勉強会」と呼んでいた。同時に、個別にNico-tech Takatuki Meeting(略称NTM)だとかNico-tech Nagoya Meeting (略称N2M)等のMTMをもじった略称がつけられていった。
なので、総称としては「ニコ技勉強会」と呼んでいたんだけれども、実体は勉強会というより、展示会・交流会に近いということで、微妙な名前だよねという意見が上がっていた。さらに言うならNTMやN2M等の略称もアルファベット一文字じゃ被りまくりという問題を起こしていた。
そんなとき関西での2回めの勉強会が京都で行われる事になり、当初はNKMと略されていた。そんなとき誰かがNT京都とIRC(だったと思う)発言し、実はすごいわかりやすいのでは?となりNT京都という略称が急遽追加された。それがNT*の始まりなんだけれども、、、当時はNTのTってなに?という状態だったした。今のところ「Nico-Tech meeting」の略って事になっているけれども、実はNTMの流れで考えると高槻かもしれない?
細かいネタ:NTではなんで「主催者」ではなく「お世話係」?
その理由はMake Tokyo Meeting 01まで遡るのだけれども、当時はニコ技ってタグがつけられた人が多分ニコ技だよね?・・・勝手にニコ技って名乗るのはやばいのかな?とネットで叩かれるのを相当おそれて「ニコ技有志」の名でエントリーしている。
その流れをくむNTMでもニコ技有志といいう事をわかりやすくしたかった。有志が勝手に集まって楽しんでいるのであって、別に「ニコ技」という団体すらも存在しない。(このポリシーはニコ技wikiで開催されるNTはほぼみんなその方針を貫いている)
団体も存在しないようなものであっても、事実上場所の手配を行う人はそのイベントの代表であり、普通のイベントなら「主催者」と呼ばれるものである。
でも主催者という名前は、ニコ技という団体など存在しないというポリシーと反するものではないにしろ、ニコ技という団体があると誤解させるには十分なものである。そこで、妙な誤解を生まないために「お世話係」っという名前が使われるようになった。