2009年4月23日木曜日

メディアアートとビジネスの別解



http://creativecluster.jp/2009/01/post-39.html


ほほう、なかなか面白い。が、最近別解がある気がする。


確かに良いメディアアートを日常生活へという考えは定石だし、すばらしい。


悪貨は確かに人に見せるに耐えないかもしれない。


しかし悪貨を作っている姿はどうだろう。


職業デザイナがそれをやっているとすれば確かに「手抜き」だ。


でも、趣味って線もあるよね。


例えばケーキ、一般的には自分で作ると買うより高いか同じぐらいお金がかかる。


なんで手作りケーキは絶滅しないの?


作るのが楽しいからだけじゃないと思うんだ。


誰が、誰のために作ったか。どんな思いで作り、食べたかが大切なんじゃないの?


そういった一連の思いを大切にしている例の一つとして「ニコニコ技術部」が挙げられると思う。


正直な所、作品単体が飾ってあっても「ちんけな仕組みで絵を動かしてみた事」の何が面白いのか理解不能だと思う。


それを作るきっかけや、どうしてそういう実現手段をとったかという製作過程、それらの一連からにじみ出てくる思いが、ちんけな作品を面白くしてるんじゃないんだろうか。


悪貨だろうがパクリだろうがそこでは関係ない。大切なのは「ちょっ、おまっ、なにやってんの!」という突っ込み。


話はもどって大衆に広めるって意味で捉えると、


美術館や広告等の媒体で一方的に鑑賞する美術の他に、技術部のように下手でもいいから今コレを描いて隣の人に自慢したいだけの落書きもあっていいとおもうんだ。





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